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表面処理

品質・納期・コストを最適化

溶融亜鉛メッキをはじめ、吹き付け塗装や静電塗装、粉体塗装といった塗装加工など、さまざまな表面処理を行っています。塗装加工では4mサイズの大型乾燥炉を保有しており、大型製缶品の処理も応じられます。

また、素材の仕入れから各種加工、表面処理まで一貫した生産体制で、短納期やコストのご相談にも柔軟に対応いたします。

溶融亜鉛メッキ、塗装加工の業者をお探しの方は、伸光までお気軽にお問い合わせください。

加工設備の見学をご希望の方は、こちらからお申し込みいただけます。

加工設備見学

溶融亜鉛メッキ

伸光が得意とするのが、溶融亜鉛メッキ加工です。
当社では、W650mm×H1,700mm×L650mmの小めっき釜(亜鉛浴)とW850mm×H3,270mm×L850mmの中めっき釜を保有。小めっき釜を使った作業は、大釜では不可能な瞬時温度調整による品質管理、小物のコスト削減、職人の手作業で実現する高い品質を可能とします。

また、各種加工を含めた自社一貫対応により、納期やコストのご相談にも柔軟にお応えします。

溶融亜鉛メッキとは?

溶融亜鉛メッキとは、鋼材を高温で溶かした亜鉛に浸し、表面に皮膜を形成する表面処理のことです。
亜鉛メッキを施した鋼材は、錆や腐食の発生を抑えられます。また、亜鉛と鉄から形成される合金層が金属結合を強化し、長期間めっきが剥がれることがありません。

溶融亜鉛メッキを用いた伸光の製品例

伸光の溶融亜鉛メッキの特長

クロメート処理が可能

伸光では、クロメート処理が可能な特殊排水設備を保有しています。クロメート処理を施すことで、耐食性をさらに向上させた溶融亜鉛メッキの製品を提供できます。

コンベアの設備を保有

座金などの小物は、品物同士の引っ付きが発生しやすくなります。これを防ぐため、伸光では遠心分離機ではなく、塩化アンモニウム噴射付コンベアで加工します。

中釜ならではの高品質を実現

短いネジなどは遠心分離機で加工し、詰まりやソリ、ヤケなどの問題も対応します。その他の加工品も、製品の特性に合わせ手作業を含めて臨機応変に対応します。

溶融亜鉛メッキに関する設備・技術紹介

中釜 亜鉛浴(W850mm × H3,270mm × L850mm)

職人の手作業が高い品質を実現します。

ネジ製品 2,000mmの長ネジも手払いで加工、短いネジは遠心分離機で加工とすることで、ネジ詰まりやメッキ後のソリ、瞬間水冷によるヤケなど、さまざまな問題に対応。
加工品 平板、アングル加工品、パイプ加工品なども手払い加工で、製品によって異なるさまざまなタレ方にも臨機応変に対応。

ショットブラスト(L950)

加工物の表面に、投射材(細かい砂や鋼製・鋳鉄製の小球)を吹き付けたり衝突させたりすることで、表面に小さな凸凹を作り、表面を粗くする加工方法です。

溶融亜鉛メッキに関するよくあるご質問

Q

亜鉛めっきの用途は?

A

主な用途は、以下の通りです。

  • 道路用(ガードレール、照明灯、標識柱、防音壁、橋梁)
  • 鉄道用(駅舎、車輌庫、架線柱)
  • 電力用(送電鉄塔、架線金具)
  • 土木用(下水道、落石防護壁、防雪柵)
  • 建築用(住宅、フェンス、工場プラント、仮設機材、駐車場)
  • 農業水産用(温室、サイロ、果樹棚、生け簀)
  • レジャー用(スキーリフト、ウオータースライダー、ボート架台)

Q

めっき証明書は発行されますか?

A

1週間前後で発行させていただきます(適用規格:JIS H 8641、試験方法:JIS H 0401)。発行手数料は1,000円です。

Q

JIS規格での各亜鉛めっきの膜厚を教えてください

A

JIS規格の亜鉛めっきの膜厚は、次の通りです。

  • HDZT49 49μm以上
  • HDZT56 56μm以上
  • HDZT63 63μm以上
  • HDZT70 70μm以上
  • HDZT77 77μm以上

溶融亜鉛メッキに関するご相談はこちらから

高品質の溶融亜鉛メッキができる業者をお探しの方は、伸光までお気軽にお問い合わせください。
加工設備・現場の見学をご希望の方は、こちらからお申し込みいただけます。

塗装加工

小物から大物まで、溶剤(焼付・自然乾燥)および紛体塗装が可能です。吹き付け塗装、静電塗装、粉体塗装など、各種条件に応じた塗装加工を施します。

伸光グループでは、大型乾燥炉を完備しており、W4,000mm×D4,000mm×H3,000mmの大型製缶品も対応可能です。また、固定炉だけではなく焼付ラインも最大1,000mm×500mm×1,600mmまで対応できます。

塗装加工とは?

塗装とは、錆や防食、美観の向上など、目的に応じた塗料で塗膜を形成する加工です。塗料には液体や粉体などさまざまな形態があり、塗布手段も吹き付け塗装(スプレー塗装)、静電塗装、電着塗装、粉体塗装などがあります。
建築物、船舶、自動車、航空機など、幅広い製品に用いられる表面処理です。

塗装加工を用いた伸光の製品例

伸光の塗装加工の特長

大型製缶品も対応可能

W4,000mm×D4,000mm×H3,000mmの固定炉を保有。大型製品の焼付塗装が可能です(粉体・溶剤ともに対応)。

また、脱脂装置もW3,800mm×D1,200mm×H1,500mmのサイズをリン酸鉄処理できます。

塗装加工に関する設備紹介

焼付塗装ライン(溶剤/粉体)

焼付可能サイズ 1000mm × 500mm × 1500mm

焼付固定炉(溶剤/粉体)

焼付可能サイズ 4000mm × 4000mm × 3000mm

脱脂ライン(リン酸鉄処理)

焼付可能サイズ 1200mm × 1200mm × 1800mm

自動脱脂装置(リン酸鉄処理)

焼付可能サイズ 3800mm × 2000mm × 1500mm

塗装加工に関するよくあるご質問

Q

色の指定はできますか?

A

色見本や色番号をお知らせいただければ、対応可能です。

Q

粉体塗装は可能ですか?

A

ワークの形状によって可能・不可能があります。ワークの形状がわかる図面等をいただければ、対応の可否をお伝えいたします。

塗装加工に関するご相談はこちらから

小物から大型製缶品まで、多様な製品の塗装加工ができる業者をお探しの方は、伸光までお気軽にお問い合わせください。
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